歯周病治療

歯周病治療

歯周病とは

歯周病(ししゅうびょう)とは、歯肉、セメント質、歯根膜および歯槽骨より構成される歯周組織に発生する病気(疾患)の総称です。

炎症が歯肉に限られているものが歯肉炎(しにくえん)、さらに炎症が広がり、歯槽骨まで及んだものが歯周炎(ししゅうえん)です。

歯肉炎で最も多いのはプラーク性歯肉炎(単純性歯肉炎)であり、歯周炎のうちで最も多いのは慢性歯周炎(成人性歯周炎)です。
歯周病治療

歯周病治療とは

当院の歯周病治療
・院長は日本歯周病学会専門医です。
歯周病治療として、当医院では患者さんと歯科医師、歯科衛生士が協力一致し歯周病に立ち向かいます。
・歯科衛生士がブラッシング、プラークコントロールの指導、PMTC、スケーリング、メンテナンス、サポートを行います。
・歯科医師がSRP、レーザー治療、初期基本治療さらにはマイクロ(手術用顕微鏡)による根面の歯石除去、歯周病外科手術、エムドゲインゲルを使用した歯周組織再生療法等を行います。
・日本大学歯学部付属歯科病院歯周科聴講生として在籍し研鑽を重ねています。
・日本大学歯学部付属歯科病院歯周科と連携しています。
・歯周病や虫歯になる前に歯科に行き予防することが重要です。削るだけが治療ではありません。当院では3人の衛生士により歯周病治療、指導、予防を積極的に行っています。

健康で長生き
歯の病気を家で例えると、むし歯は家の屋根や窓がこわれる事です。歯周病は、家の周りの地盤がゆるんで家が傾いていく事です。家が傾かない様に、早くから予防、治療していきましょう。
歯周病の直接の原因は口の中の細菌などの微生物のかたまりであるプラークです。それに全身疾患や環境因子が大きく関与しています。そして、近年、歯周病が全身に色々な影響を与えていることが分かってきました。
歯周病が心臓病、動脈硬化、誤嚥性肺炎、低体重児出産の原因となったり、糖尿病を悪化させる事が明らかになってきました。つまり、歯周病は、歯の病気、歯ぐきの病気ということだけではないのです。
歯周病にならないように予防する、又は歯周病であればすぐに治療をうけるようにしましょう。
歯科医師、歯科衛生士と共に再発しない様に定期的に予防管理することです。

歯周病治療の流れ

メンテナンス

<引用文献>「歯周病をなおそう」
編著 鴨井 久一
著 沼部 幸博