東京都歯科医師会卒後研修に出席
- 日時:
- 平成26年8月21日(木)
- 場所:
- 日本大学歯学部2号館地下1階第1講堂
1号館1階 衛生専門学校実習室 - 演者:
- ・日本大学歯学部附属歯科病院 顎関節症科 診療科長
・日本大学歯学部歯科放射線学講座 教授 本多 和也 先生
・日本歯学部附属歯科病院 ペインクリニック科 診療科長
・日本大学歯学部口腔診断学講座 今村 佳樹 先生
顎関節症は、現在、ハッキリとした原因はわかっていないが、頬杖をついたり、柔らかいものしか食べないという、生活習慣が原因の一つなど様々なことが言われております。診断は医師によりまちまちであるが、原因となる状態を惹起し、症状が出現する場合もあるなど、複合的な要因によって発症することが多いとされ、異常な開閉口運動や、ブラキシズムなどの顎に加わる異常外力、補綴物異常など多様な原因による咬合異常や筋緊張に起因するといわれていおります。
大きく開口するあくび、笑いといった常日頃の何気ない動作や、歌唱、寝違え、頬杖など生活習慣や、仕事の変化と肉体的心理的ストレスの相乗作用によって起こるとされております。
講習会では、顎関節症の基礎知識、画像診断・治療各論、顎関節症の診査
実習では、顎関節症リハビリテーションや頭を支える筋肉・背中の筋肉・咀嚼筋について学んで参りました。
今回の講習、実習で学び得たことを活かし、顎関節症で悩んでいる患者さんのお役にたてられたらと思っております。