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循環器領域における抗血栓療法について


日時:
平成27年7月15日(水)
講師:
東京都立墨東病院 循環器科医長 黒木識敬 先生

本邦においては世界に類を見ないほどのスピードで高齢化社会が進み、歯科を受診される患者も高齢者が占める割合も増加しつつあります。
このため基礎疾患を有した患者も増加傾向であり、抗血栓療法を行っている患者に観血的処置が必要となることも頻繁となってきていると考えられます。
循環器領域では抗血栓療法(抗凝固薬、抗血栓薬)を行う頻度が多く、十分な抗血栓療法が行われていない場合には重篤な合併症が発症し、致命的となる場合もあります。
抗血栓療法患者の抜歯に関するガイドラインをふまえて、循環器領域で行っている抗血栓療法について講演を聴いて参りました。
黒木先生の講演の後に、抗血栓療法下の抜歯における、局所止血剤、止血プレートの使用法について、同病院 歯科口腔外科部長 松崎英雄先生のお話を聴いて参りました。