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地域包括ケアシステムについて


題目:
地域包括ケアシステムについて
~第1回在宅医療・介護連携強化研修会のご報告~
日程:
平成27年10月27日
講師:
公益社団法人 東京都江戸川区歯科医師会 広瀬芳之 先生

地域包括ケアシステムとは・・・
厚生労働省において、2025年(平成37年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制

                
『病院ではなく、自宅で看取ってもらう』

不安なく暮らせるように多職種で本人と家族を助けるシステム

要介護高齢者の死因の第一位は、肺炎であり、多くが誤嚥性肺炎です。

誤嚥性肺炎を軽減していくには・・・適切な口腔ケアにより口腔を清潔に維持することが大切です。

地域包括ケアシステムについて
ご存知の様に日本は、少子高齢化時代を迎え、2025年には、65歳以上の人がなんと人口の三分の一以上にもなります。
どんなに歯科の診療所が優れていても、来たくても来れなくなる人が多数になることが考えられます。 何よりも人々は歯科の力を求めております。
・口腔ケアができない人
・上手に食べられなくなった人
・誤嚥性肺炎を繰り返す人 等    です。

国策としての地域包括ケアシステムを見据えて歯科医はこの実現に目を向け理解し心と技術を磨き対応できるようにしなければなりません。
これから江戸川区歯科医師会は全ての事業を最重要課題の一つとして力を入れて参ります。
そして、一日も早く高齢化社会のお役に立ちたいと思います。