卒後研修に出席しました
日程:8月4日(木)
研修テーマ:歯科用CAD/CAMテクノロジーによるメタルフリー修復の臨床
歯科用CAD/CAMテクノロジーの発展は著しく、現在の歯科治療では歯冠修復、インプラント治療、歯科矯正治療など広い分野で応用されていて、歯科用CAD/CAMは必須のアイテムとなっています。
歯科用CAD/CAMの臨床応用により、メタルフリー修復の適応範囲が広がり、使用頻度が高くなっています。
メタルフリー修復の材料として、セラミック(二ケイ酸リチウム含有セラミックス、ジルコニアセラミックスなど)やレジンが使用されています。
それらメタルフリー材料には各々特徴があり、その特徴を生かした臨床応用が重要です。
さらに、近年では陶材を前装しないセラミック単層の修復物が広く臨床応用されています。そのため、メタルフリー修復の成功には、それら材料の特徴や臨床術式、さらには臨床成績などを理解することが大切です。
本研修では、メタルフリー修復で広く臨床応用されているジルコニアセラミック、さらには平成26年度から保険収載されたレジンブロックを応用したメタルフリー修復について、講義及び実習を行いました。ジルコニア及びレジンブロックの材料の特徴、実際の臨床操作(主に、支台歯形成と修復物の装着方法)等、さらには臨床成績から見えてくる臨床での注意点について、臨床に直結した研修が行われました。