江戸川区歯つらつチェック講演会に出席
- 題目:
- 江戸川区歯つらつチェック講演会に出席
- 日時:
- 平成30年1月19日(金)午後7時30分より
- 講師:
- 菊谷 武 教授
(日本歯科大学附属病院口腔リハビリテーション多摩クリニック院長)
「歯科診療室からオーラルフレイルを考える」
ある調査によると、約7割の高齢者が75歳を境に徐々に自立度を低下させ、10年程かけてほぼ全ての介助が必要と
なることが示されている。まさに、フレイルという状態から要介護状態に至る課程を示していると言える。
自立度の低下の原因となる身体機能の低下や認知機能の低下は口腔機能の低下の原因にも結果にもなりうる。
この課程の中でも特に比較的早期にみられる口腔機能の低下は、より重症な摂食機能障害に対して回復可能な余地を大いに残す領域と考えられ、地域歯科診療所に通院
期間中に起こる変化であるとも言える。よって、歯科診療所において早期からのそして合理的な介入が求められる。
この講演では、歯科診療室からオーラルフレイルを考えると題して歯科診療室での診断、対応法について学んで参りました。