顎関節症の診断とスプリント治療
- 日時:
- 8月8日
- 題目:
- 顎関節症の診断とスプリント治療
- 講師:
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日本大学歯学部 本田 和也 教授
高津 准教授
内容
(1)顎関節症の基礎知識
(2)顎関節症の画像診断
(3)顎関節症治療の現在
(4)スプリント治療の実際
(5)スプリントのワックスアップ
(6)スプリントの調整
時代と共に変遷してきた顎関節症の概念の近年になりいくつかの病態からなる包括的名称であり、生物心理社会モデルの枠における多因子性の疾患、症状の自然消退が期待できる疾患として理解が進んでおります。
そのため、治療に於いては病態診断と推測される原因に基づいて個々の患者に適した方法を選択し、可逆的な保存療法を優先して行うことが共通の理解となっております。
顎関節症の保存療法の1つであるスプリント療法は多くは他の治療法との併用により広く用いられています。
今回の講習では新しい顎関節症の分類に基づいた診断と顎関節症治療の現在について聴いて参りました。
今後の治療に役立てていけたらと思います。